2020年3月18日夜、コロナの影響で他国への入国既成が行われるなか、意を決しての渡豪。
翌朝早朝にオーストラリアのゴールドコースト空港に到着。
緊張感ただようなか、無事に入国審査をパスして7年半ぶりにカレと再会。
2年前に腎臓がんが発覚し、がんと一緒に片方の腎臓を手術で除去していたとのことだったので、体格のいいカレがめっちゃ痩せていたりしたら・・・
なんて考えていたけれど、見た目は全然変わっていなかった(ほっ)
7年半ぶりに会ったっていう感じは全然なくて、離れて住んでいる家族に数か月ぶりに再会したような気分。
自己隔離を強いられているのでカレのアパートへ直行し、がん対策の食事療法として『ケトン体ダイエット』を提案する。
イントロダクションはケトン体ダイエットについての説明から
がんへの食事療法をいろいろ探したなかで、彼のライフスタイルに合っているだろうと判断したのが『ケトン体ダイエット』
ダイエットって脂肪を避けた食事を考えるのが一般的だけど、ケトン体ダイエットでは脂肪摂取OK。
タンパク質を多めに摂取して、糖質をカットするというやり方。
糖質(炭水化物)が含まれるのは米・パン・パスタ・砂糖だけでなくいろいろな食品に含まれているので、糖質含有量のない、もしくはゼロに近い食品を摂取するダイエット法だということをつたない英語で説明。
伝えなきゃいけないことでいちばん辛かったのは『バナナ』はダメっていうこと。
オーストラリア人である彼は、もともとご飯やパスタなどの炭水化物摂取量が少ない食生活をしてきたけれど、バタートーストにバナナとはちみつを乗せた『バナナトースト』をこよなく愛していた(笑)
食事以外でも、おやつにバナナ。
生活の中で運動を欠かせない人にとって、バナナはとてもいい食品だというのが常識だよね・・・
もともとエアロビクスインストラクターを職業にしていた私も、かつては日常的に摂取していた。
でも、ケトン体ダイエットでは糖質をカット。
バナナは、果物のなかでも糖質が多いので・・・食べちゃダメって伝えるのには、嫌われる覚悟(!?)だった。
でも、この1ヶ月ほど食事療法についていろいろ勉強してきた私の意見を、スムーズに受け入れてくれた。
最初は『えー!!バナナはダメなの!?』ってショックを受けていたけれど、がんを治すための食事療法を私に依頼してきたのは彼本人だし。言うこと聞いてもらいます(笑)
ケトン体ダイエットの昼食・初日
とりあえず、冷蔵庫にあるものでサラダを作る。
メニュー
野菜サラダ
使用食材
レタス ニンジン セロリ トマト
ドレッシング(オリーブオイル レモン 塩 ブラックペッパー)
ケトン体ダイエットの夕食・初日
お肉大好きなオーストラリア人にとって、ステーキ歓迎のダイエット法は最適でしょう。
メニュー
ビーフステーキ
野菜サラダ
使用食材
牛肉 ニンニク 生姜
レタス スティックセニョール プチトマト 自然塩 ブラックペッパー
今日のニュース
今日の夜から、海外からの訪問者が拒否されることになった。
滑り込みセーフでの入国だった!
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