プロフィール

はじめまして。みぃです。

南の島で、海に囲まれて暮らしています。

 

 

高校時代のアルバイトからずーっとサービス業に従事し、人とかかわる仕事をしてきました。

人とかかわる仕事が好きで、カフェ・レストラン・フィットネスクラブ・ダイビングショップなど、業種は多少変わっても、いわゆる【接客業】に従事してきました。

 

人とかかわる仕事ってストレスを感じることも少なくないけれど

『お待たせいたしました』ってお料理をテーブルに置いたときのうれしそうなお客さんの笑顔

笑顔でフィットネスレッスンを提供しているときに返ってくる生徒さんたちからの笑顔

『美味しかった』『楽しかった』『ありがとう』

笑顔とともに、そんな会話の飛びかう空間が好きなのです。

 

 

でも残念ながら、楽しそうに過ごしている人に対して攻撃をしかけてくる人っているんですよね。

 

メール攻撃、取り囲まれての言葉のリンチ、無視、友達だと思っていた人たちからの裏切り・・・

 

2016年、立て続けに起こった出来事で、私は人間不信となって鬱になりました。

 

毎日死ぬことばかりを考えては、

考えることをやめたくて浴びるようにアルコールを摂取し、

気絶するようにベッドへ倒れ込む。。。

目覚めると顔が涙に濡れていて、起き上がることのできない日々。

 

『今日こそ死のう』という気持ちを抱えながら、『今日も死ぬことができなかった…』という自己嫌悪。

 

病院で処方された抗うつ剤を飲むと、心の苦しみが軽くなるというよりは心が空っぽになる感じ。

そして空虚感に包まれながら、身体が重くて動けない。

毎日がそんな朝でした。

 

そんな状況の中でも『寝込んでいたら家賃が払えない。働かなきゃ。。。』という考えはあって

朝目覚めると重い身体に水着をまとって海へ。。。

『エイヤ!』って海に入れば身体が目覚めるので、そこで気持ちを整えて仕事へ向かうという日々を過ごしていました。

 

 

私の命を救ってくれたのは、隣の家にやってきた赤ちゃん。

 

私の家と隣の家の壁はわずか1mほどの距離。

 

私が寝ているベッドと赤ちゃんが寝ている布団との距離は、たぶん2mほど。

 

赤ちゃんが泣き始めると、初めて子供を授かったママのバタバタする様子が手に取るように感じられます。

 

赤ちゃんが泣きやむと、ママのほっとした空気感と、疲れてぐったりしている様子も感じられる。

 

毎日何度も繰り返されるそんな様子を感じていたら

自分もこんな風に育てられたのかな・・・

私が勝手に死んでしまったら、私のママに申し訳ないな・・・

そんなふうに思うようになりました。

 

 

やがて秋になり、朝イチで海に入るには寒すぎる・・・となった時に

『もう抗うつ剤はやめよう』と決心。

 

もともと頭痛薬と胃薬を手放せない体質(性格?)だったので、再びそれらを服用する頻度は高くなりましたが、心と身体が空っぽな感覚からは解放されました。

 

 

その後

自殺を考えることも

抗うつ剤を飲むことも止めた私は

いろいろなセラピーを学んだり

心理学の本を読んだり

YouTube でお坊さんの話を聞いたりしながら

自分自身を癒してあげることに目を向けながら過ごしていました。

 

そんな折

7年半前から距離を置いていたカレからメールが届きます。

2年前に腎臓がんの摘出をしたけれど、転移が確認された。
抗がん剤治療を受けようと思っているけれど、不安なのでそばにいてもらえないか。

 

殺しても死なないようなタフな人が(苦笑)

なんでも自分でできちゃって、

人に助けを求めたりしない人が

いま、私を頼っている。。。

 

しかも【がん】という病気のせいで。

 

私は【抗がん剤治療】というものをよく思っていなかったので、なにかよい方法はないかと調べまくりました。

そして、いくつかの【がんを治すための食事療法】に出会います。

 

カレは日本人じゃないので、食文化や体質が違います。

どんな食事なら頑固な(笑)オーストラリア人でも続けられることができるか、自分でもいろいろと試してみました。

その結果、私が選んだのはケトン体ダイエット

 

新型コロナウィルスで社会情勢が動揺し始めた2020年3月に渡豪し、ロックダウン直前に滑り込みで入国できました。

 

【がん】という病気と向き合い、不安に包まれている彼をはげましながら

あの時に自殺なんてしなくてよかった

と初めて思いました。

 

 

かつては、私自身も抱えていた『もうこの世から消えてしまいたい』というネガティブな苦しい気持ち。

 

このブログが

同じように苦しんでいる人の心を救うお手伝いができればいいなって思いながら書いています。

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